はじめに

私も今の新居に引っ越すとき、ネット環境選びにはとにかく苦労しました。
とにかく種類が多いし、回線やプロバイダまで選ばなくてはいけません。
私の場合、一人暮らしなので、とにかく安く定額制でということにしました。

そこで、まずネット接続の種類を調べました。
”フレッツ”というのはNTTのブランド名のようで、フレッツADSLでなくてもADSLは定額制です。

種類速度料金月額別途・電話回線の有無
普通電話32〜56K従量制¥500くらい必要 ¥1,450〜1,700/月
ISDN64K従量制¥2,000くらい必要 ¥2,919くらい/月
フレッツISDN64K定額制¥2,000くらい必要 ¥2,940くらい/月
ADSLタイプ11.5M〜100M定額制¥3,000〜3,600くらい必要 ¥1,450〜1,700/月
ADSLタイプ21.5M〜100M定額制¥4,400〜5,000くらいどちらでも可
フレッツADSLタイプ11.5M〜100M定額制¥4,500〜4,700くらい必要 ¥1,450〜1,700/月
フレッツADSLタイプ21.5M〜100M定額制¥6,500〜7,000くらいどちらでも可
ケーブルTV1M〜160M定額制¥3,200〜6,300くらい不要
光(戸建て)200M〜1G定額制¥5,460くらい不要
光(マンション)200M〜1G定額制¥3,990くらい不要
フレッツ光(戸建て)200M定額制¥6,720くらい
(内、回線料¥5,460)
不要
フレッツ光(マンション)200M定額制¥3,937くらい
(内、回線料¥2,992)
不要

(光のマンションタイプは同じIPになる)

ADSLのメリット

私も、調べて始めて知ったのですが、
ADSLの一番の特徴は高速であることよりも、その安さなのです。

定額で使い放題なところはフレッツISDNと同じですが、
ADSLでは、電話加入権がなくてもインターネットが使えますので、
その分を合わせると、フレッツISDNより安くなります。

フレッツISDNはINS64という契約もするので回線料が割高です、比較すると

フレッツISDNは各種料金の合計約2,000+電話加入権&回線2,940/月
ADSLタイプ1の場合は各種料金の合計約3,000+電話加入権1,450〜1,700/月
ADSLタイプ2の場合は各種料金の合計約4,400+電話加入権なし0/月

また、ADSLにはIPフォンも付きますので電話もできます。(通話料は固定電話より大幅に安い)

ADSLのデメリット

それはアナログ信号であることです。 基地局から遠すぎると不安定になったり、使えなかったりします。
私も、以前1.5Mを使っていたときは「1〜2週間繋がらない」なんてことが頻繁にありましたが、
回線業者を替え、50Mにしてからはそういったことはなくなりました。
※これも基地局からの距離によりますので、各家庭ごとにまったく事情は異なります。

また、上り速度は、約1〜5Mbpsとそんなに速くないので、
大容量の動画などの大容量ファイルを高速で送信したい方には向きません。(受信は契約速度が速ければOK)

ADSLのタイプ1,タイプ2,電話加入権の有無

ADSLは電話回線の高周波帯を使った通信で、
タイプ1は今ある電話回線とADSLで共用します。
タイプ2は電話回線とは別にADSL専用線を引きます。(電話回線なしでも可)

タイプ1は、電話加入権必要で少し安いけど、別途、月々のNTT回線利用料が必要
タイプ2は、電話加入権不要で少し高いけど、別途、月々のNTT回線利用料がなし

電話加入権は、NTTから直接、正規で購入すると¥36,000しますが、
近々かみ切れになる予定ですので、タダ同然で取り引きされています。

すでに電話加入権があって電話も使っているなら、タイプ1のほうがお得です。
逆に、電話用の口(モジュラージャックと言います)はあるけど、
電話加入権は持っていない場合は、タイプ2のほうがお得です。

参考までに、私が使っているS社の料金は、12M タイプ2で、¥3,408/月です。

ADSL専用線

タイプ2で使う回線はADSL専用線と呼ばれるものです。
電話に使う線事体は同じものなのですが、FAX,緊急電話(110,119など)が使えません。

これらを使うには、別に電話回線を引く必要があります。
また、通信速度の確保のため、電話回線とは別に、ADSL専用線を引く方もいます。

ADSLの速度

当然のことながら、契約速度が速いほど、すこしづつ料金が上がります。
また、上記のデメリットの通り、基地局からの距離によって速度が変わります。
基地局から遠くなるほど速度は下がり、また、契約速度による差がなくなります。

3kmを超えたあたりだと、3Mでも50Mでも速度にあまり違いはありません。
基地局にごく近いところでなければ、高速で契約してもメリットはありません。
契約速度は理論上の最高速度なので、実際にはその速度は出るところはごくわずかです。

「NTT 線路情報開示システム」で基地局までの距離をチェック
電話番号:

プロバイダ名ADSLと、フレッツADSL?

プロバイダのページに2つのADSLがあって、この違いはなんだろう?
って考えたことありませんか? じつはこの2つの違いですが、

『プロバイダ名+ADSL』となっているのはNTTネット網を使わないADSLです。
ACCAなどのネット網を使い、少し割安になっています。
ただし使える範囲(基地局からの距離)がすこーし狭いです。使えたらラッキー

『フレッツADSL』となっているのはNTTネット網を使ったADSLです。
少し割高ですが、その分、使える範囲(基地局からの距離)がすこーし広いです。
割高な分、無料期間がプロバイダ名+ADSLより長い場合が多いです。

距離と使えるADSLについて

基地局に近いと、『プロバイダ名ADSL』が使えます。
基地局から少し離れたところまでなら『フレッツADSL』が使えます。
使える距離以外はほぼ同じですので、比較してみてください。

また、基地局から離れすぎていると通常、ADSLは使えません。(通常3kmくらい?)
その場合は、『Yahoo BB! リーチDSL』に申し込みましょう。
これなら、4km以上離れていても大丈夫だそうです。

ADSL工事区分について

これは、タイプ2で申し込む方だけの問題ですが、
プロバイダに出す契約申し込み書に”工事区分”という必須項目があります。
”端末直前まで、MDF荷札まで、MDFジャンパーまで、IDF荷札まで、”
の中から選ぶのですが、普通、何のことだかさっぱりわからないと思います。

契約書には”建築時の工事会社に聞いて書くように”とかかれていますので、
私の場合、たぶんNTTだろうと思って電話してみたら「知らん、分からん」と突っ返され、
大家さんに聞いたら、工事会社はNTTであっていたため、再度電話。

結局「あとで工事した分だけ請求するから、最大の工事区分の”端末直前まで”に指定しておいて下さい。」
と言われるという、ちょっとした面倒がありました。

というわけで、分からない場合や工事業者がはっきりしない場合は
は”端末直前まで”に指定しておけば間違いないようです。
工事業者がはっきりしている場合は、聞いた通りに書きましょう。

ちなみに、工事内容はというと、私の引越先には、電話線とモジュラージャック(電話の差し込み口)が、
部屋まで来ていたため、工事は電柱上の切り替えスイッチを変えるのみでした。

プロバイダについて

プロバイダについては、同じサービスであれば、価格にあまり大きな差はありません。
ですので、先に速度やサービスの種類を決めてしまいましょう。
プロバイダは、そのサービスの有無やサポート対応、好みなどで選んで構いません。

各プロバイダのサイトでよくよく比べてみて、選んでいきましょう。
いま使っているプロバイダと比べてみるのもいいでしょう。
工事費などの初期費用は、ほとんどのプロバイダで無料にしています。
また、月額料金は2〜6ヶ月ほど無料にしています。

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ADSLについて